フランス到着したのが2023年4月25日。翌日4月26日には友人と母のeSIMもインストールできて「一仕事終わった~」と一息ついたところで私から海外旅行保険について母に質問しました。
ところで、日本出る前に保険入ってきたよね?
それが入ってこなくて・・・
え!? あれだけ散々「保険加入してきてよ」って
言ったのになんでやねん!
あろうことか、しっかり者の友人も含めて海外旅行保険に加入してこなかったというではありませんか!
正直、腰が抜けるほどビックリしました。後期高齢者の2人が海外旅行保険ナシで5週間乗り切った顛末をできるだけ正確に書きますのでぜひ最後までお付き合いください。母の名誉のために書いておきますが、今までは空港で保険加入をしています。今回は時間がなくて加入できなかったのです。
日本出発前に保険加入を忘れた私は台湾の空港でノマド保険に加入した
日本出国前は本当にバタバタしていたので、かくいう私自身も海外旅行保険に入らないまま日本を出てしまいました。
だから本当は友人や母に大きなことは
言えないんですよね💦
台湾で乗継便を待っている間にスマホでググって日本出国後も加入できる保険を発見したのです!!その名も「Safety Wing」!直ぐに加入しました。スマホ1つで保険加入ができる時代、本当に便利ですよね?
Safety Wingについての記事は別途書きますのでお楽しみに!
後期高齢者は日本を出たら海外旅行保険には加入できないという事実を知った
私がSafety Wingの海外旅行保険に加入できたのだから、友人と母も加入できるだろうと考えていましたが、現実は甘くありませんでした。なんと「69歳まで」という年齢制限があったのです!
日本を出る前に母のために海外旅行保険の情報を調べていたので年齢制限があることは知っていました。ですが、このような状況に直面すると、保険に加入できるうちになるべく海外に行っておこう!と決意を新たにしました。
年齢制限の無い海外旅行保険は損保ジャパンの「OFF!」です。
私は1日先に台湾に飛び、乗継便を待っている時間に友人と母の海外旅行保険について調べました。友人と母はまだ日本出国前なので保険加入は間に合います。
スマホで母に適した損保ジャパンの海外旅行保険をネット検索し、当該のリンクをLINEから送ってやり取りした経緯があります。
ネット申込なら当日加入もできるからまだ間に合うよ。
不明点あったら連絡ちょうだい!
と、LINEで連絡したにもかかわらずどうして加入しなかったのか?と聞くと
スマホの画面操作が上手くいかなかったから。。。
わからなければLINEで連絡してって
言ったのにどうして連絡くれなかったの?
連絡しようと思ったけど私が既にパリ行の飛行機に乗っていると思ったから連絡をしなかったとのこと。しかも、出国当日でも羽田空港で海外旅行保険加入窓口で入れたはずでは?と聞くと
電車に乗るのが遅くなって出国手続きも
時間がかかったし保険に入る時間が無かったんよ
こんなに手を尽くしても出来ないなんて、
これ以上どうすればいいのか分かりません
友人はエポスカード(EPOS CARD)を持参していたので安心した
2023年4月26日は友人と母が日本出国後は「海外旅行保険が入れない」という事実がショック過ぎて頭がクラクラしました。でも、友人がエポスカードを持っているという一言に一筋の光が差し込みました。
天にも昇る気持ち!
大袈裟かもしれないけど本当です✨
エポスカードならば海外旅行傷害保険が以下の内容が補償されるんです!! ※以前は自動付帯だったのですが、2023年10月1日以降は「利用付帯」となる点に注意してくださいね。
それにしてもこれだけの補償を「年会費ナシ」で受けられるというのは有難いことです!
友人はエポスカードを持参していたので安心できましたが、問題は母です。「エポスカードなんてそもそも知らない」というのです。
海外旅行保険に加入できない母には、安全第一で行動してもらうようにした
ANAカードには海外旅行傷害保険がついてるよ
母によると、ANAカードに付帯している補償内容は「傷害による死亡」と「傷害による後遺障害」と「救援者費用」で「傷害・疾病治療費用」と「賠償責任」と「携行品損害」はついていないということでした。
これまで海外で何回も事故に遭ってるんだから
「傷害・疾病治療費用」ついていないのは大問題やろ!!
フランス到着2日目から奈落の底に突き落とされたように感じました。もし何かあったらどうしよう?と、そればかり考えて5週間を過ごすのはあり得ない!と思いましたが、ここまできたら仕方がありません。
なんとかなるやろ!
と、呑気な母に
成るようにしか成らんやろ!
と、私も腹をくくりました。
アイスクリーム屋さんの前で友人が転んで怪我をしてしまった
その後、パリ→キャンペール→ヴァンヌと移動してきましたが、幸い何事もなく過ごせました。ところが、ヴァンヌで友人が転んでしまったのです!
私はアパートで色々と作業をしていたところに、友人が戻ってきて「転んで血が出た」といいます。近所のアイスクリーム屋さんで受け取ったアイスに気を取られていて、段差があることに気付かず派手に転んでしまったそうです。
ですが、友人は色々と薬は持参していたので安心しました。
さすが元看護士、しっかりしていますね!
膝を擦りむいて打撲もしているので「血が止まっても冷やさなければならない」と友人は言います。私もかなり慌てましたが、冷凍庫でワインクーラー(※1)を凍らせてあるのを思い出しました。
※1 以下の写真のようにボトルをスッポリと入れて冷やすタイプのものです。
このワインクーラーで足を冷やしてみればどう?
と提案すると、友人は「ワイン用のカーブがちょうど足にピッタリでとても助かる!」と言ってくれました。
これで熱を冷ますことができるので一安心です。今回は保険を使うほどの怪我ではないのでエポスカードは使わなかったそうですが、使わないとしても持っているだけで安心「エポスカード」ですよね?
年会費無料というのが魅力です!
5週間後3人とも無事に日本の地を踏むことができた!!
その後、友人の怪我も無事に治り、2023年6月1日に3人全員が日本に戻ることができました!
日本到着時にこんなに安堵したのは
人生初めてかも。
いままで何度も海外旅行は経験していますが、こんなにハラハラドキドキな旅は初めてでした。
私は常に海外旅行保険に加入してきましたが、今まで怪我したり事故に遭ったことはありません。むしろ母の方が何度も事故に遭っているので保険加入は必須だと思います。
数回前のフランス旅行の時にリヨン駅(パリ)のエスカレーターから転げ落ちて手を捻挫。アメリカンホスピタルにてギプスをしてもらう大騒動でした。中国の蘇州では軽い自動車事故に遭い、私は無傷でしたが母は首が鞭打ち症になりました。
あ、そういえば私も大連のホテルで少しばかり高価なネックレスを盗まれました。客室清掃係が失敬することがあるので貴重品は置きっぱなしにはしない方がいいですよ。
こんな感じで思い返すと何かしら事故や事件に遭っています。その時は海外旅行保険に加入していたので、日本に戻ってから保険請求してきちんと保険金をもらうことができました。
今後のために、すぐにエポスカード作らないとね!
私自身は海外旅行保険が付いているセゾンのマイレージプラスカードとエポスカードを持参していました。それだけで十分かもしれないのですが、小心者なので更なる安心のためにSafe Wingという海外旅行保険にも加入しました。
母の友人(フランス人)はいつもクレジットカードの付帯保険だけで海外旅行していると言っていましたが、それだけで本当に事足りるのか検証してみたいと思います。