海外に行くほどわかる日本の良さ(カナダ・アメリカ・メキシコ・イギリス・フランスとの比較)

Elena

この記事はElenaが書きました。

2024年9月4日に日本を出て同年の11月13日に帰国し以来、日本の良さをしみじみ感じています。

本記事では私の感想を交えて諸外国との比較や日本の良い点を挙げました。

目次

アメリカ・カナダの物価は高過ぎて外食無理やろ!

最近「物価が高騰しているので生活が苦しくなった」という趣旨の記事やテレビニュースが多い中で、私は諸外国と比較して日本の方がかなり「物価が安い」と感じました。

どういうことかというと、日本で最も物価が高い東京ですら「安い」と感じるほどカナダ・アメリカの物価が高いということです。

今回アメリカのマクドナルドで食べる機会が無かったのですが、普通のバーガーショップで子供サイズのバーガー1つとバニラシェイクSサイズを1つ注文したところ税込み価格US$15.00でした。

2024年11月11日のドル円相場が約154 円だったので、日本円にするとこの食事に2,310円も支払ったということです!

もしレストランで座って食べたらチップを払わなくてはいけません。因みにチップは強制ではないのですが、払わないと気まずいので最低でも10%は払っています。(最近は15%が最低ラインらしいので10%でも気が引けます)

Elena

チップ文化について言いたいことは山ほど有ります!

今回、仮に上記の食事代にチップ10%(231円)を追加したとしたら合計2,541円にもなるのです!!

アメリカ・カナダに比べたら日本の物価は安くて最高!

Elena

日本のバーガー屋で普通にランチセット頼んでお店の中で食べても1,000円前後じゃないですか?

ロサンゼルスは71日間の旅の最終地。

もはやチップを払う余裕は無いので、テイクアウトしてホステルに戻っていただきました。

この記事を書いている現在(2024年11月23日)日本で都心型価格のビッグマックセットが830円とのことですが、アメリカ(ロサンゼルス)で私が食べたバーガーの1/3の価格です。

マクドナルドはこの2年間で5回も値上げをしたそうですが、それでもこんなに安いなんて信じられません!

しかも日本ではチップ不要なので安心してレストランで座って食べられるし、ビッグマックセットの方がロサンゼルスで食べたバーガーよりも量も多いしポテトも付いています。

超リッチな人でない限りアメリカ・カナダでは
おちおち外食できない状況ですよね。

メキシコでもレストランで座ってランチをすれば1000円以上になる

カナダ・アメリカの物価の高さに打ちのめされた後、メキシコに移動しました。

うせめてメキシコの物価はお財布に優しいだろうと期待していましたが、それほど安くもなかったので軽いショックを受けました。f

例えばモンテレイ市の超ローカルなレストランで通常メニューとフレッシュジュースを注文したのですが、合計150ペソ(約1,150円)でした。

メキシコペソも徐々に強くなってきているので、日本の物価を大きく下回るほど安く旅できるわけでもないと感じました。

Elena

カナダ・アメリカに比べたら安心してレストランで
座って食べることができますよね。

日本にはチップ文化が無くて最高!

メキシコを旅して分かりましたが、メキシコに移住しているアメリカ人やカナダ人の多いこと!

それはそうですよね、アメリカ大陸の北の方は冬になると場所によってはマイナス30℃にもなる寒さに耐えられないと思います。

Elena

私も寒いのは苦手なので暖かいメキシコに移住する
北部の人たちの気持ちは良くわかります!

ですがチップ文化は持ち込まないでほしかったですね!!

メキシコにはかつてチップ文化など無かったはずですが、スペインの植民地時代に輸入され、今ではアメリカ・カナダからの移住者がメキシコの物価は安いからか気前良くチップを払うので、チップ文化がしっかりと根付いてしまったようです。

チップ文化が無い日本在住の私からすると会社がきっちりとお給料払ってあげれば良いだけの話しでないの?と思いますが、これは他国の文化なので部外者があれこれ言う立場にはありません。

日本にはチップ文化が無いので提示価格がそのまま支払い価格なのが嬉しい

チップ文化についてあれこれ書きましたが、日本はサービスがこんなに良いのにチップを払わなくても良いというのが嬉しいです。

アメリカ・カナダでは決済時にクレジットカード決済端末にチップの額を提示されているのがとても嫌でした。

お店によってその率は違うのですが「15%・18%・20%」という3種類から選ぶように誘導されますが、最近では「18%・20%・22%」という率が標準になりつつあるのがホンマに嫌ですね。

日本ではチップが無くてもテキパキと笑顔で仕事をしてくれるし、サービス満点のばあいが多いです。

正直、この文化が世界中に広がってくれた方が良いと思いますがどうなんでしょうかね??

日本での外食は安いのに美味しい点が凄い

日本では値段にかかわらず、ほとんどのお店で一定レベル以上の美味しさが期待できると感じています。

ファミレス、吉野家、マクドナルドなどのチェーン店は1000円以下で安くて美味しい、殆どハズレが無いランチが食べられます。

アメリカではファーストフードっぽいレストランに入ったつもりが、税金とチップ込みで6,000円にもなった時はショックを受けました。

私が安いと思い込んで入店したのが悪いし、確かにロブスターや蟹という高級具材が入っているので仕方ないのかもしれませんが、サンドイッチにしては高かった^^;

Elena

入店した後で値段を確認後に「やっぱりやめます」と
言えな私も悪いのですが・・・

私のようなチキン🐔な人は入店前にメニューと料金が確認できるお店を選び、しっかりと税金とチップ込み合計金額を計算してから入店することをお勧めします。

日本では殆どのお店で料金設定そのものがカナダ・アメリカと比べて安いので本当に安心して外食ができる点が嬉しいです。

日本では基本的に時間厳守なので時間が読めるのが嬉しい

日本では基本的に時間を守る人が多いと思います。

メキシコで2週間通ったスペイン語学校では、先生が最大10分くらい遅刻してきて驚きました。

初日は朝9:00から時間通りに授業が始まったのですが、翌日は5分遅れ、翌々日は10分遅れ・・・とルーズになっていくのです。

しかも、遅刻してきた上に2階にある珈琲を取ってくるといって結局は9:15スタートになる時も・・・

3人の先生のうち、1人だけがこんな感じだったので他の先生の名誉のために全員がこうではないと断っておきます。

学校と言ってもたった2週間だけなので、ちょっとしたことで校長先生に改善をお願いするのも気が引けると思い黙ってましたが先生が遅刻しても平気な顔をしていることに正直驚きました。

Elena

フィリピンの英語学校に3か月通った時も1人くらいは
遅刻の常習犯の先生が居たことを思い出しました。

先生関連ではないのですが、イギリスで住んでいた時、鉄道もバスも当然のように遅れているのに最初は驚きましたが直ぐに慣れました。

先進国と言われているイギリスでもこうなんだな、と驚いた記憶があります。

フランスの鉄道もたまに遅延が発生していましたが、それよりも社内アナウンス殆ど無いことに驚きました。まさに自己責任で乗らなければならないレベル。

Elena

日本の鉄道会社は世界で最優秀だと感じていますが、
1分程度の遅延で謝罪のアナウンスするのは行き過ぎですね!

チップが無し低価格なのにサービス満点な日本は異常!?

今回、カナダ→アメリカ→メキシコ→アメリカと旅をしてきて、レストランなどのお店で普通以上に良くしてもらったと思うのですが、チップの為に笑顔で良いサービスをしてくれているのかと思うと複雑な気持ちになります。

なぜならば、日本では安い料金でチップが無くても親切・丁寧なのが普通だからです。

諸外国で良いサービスを受けようと思うとかなり金額が張りますし、その上無言の圧力でチップを要求されます。

色んな国に行って帰国したときは日本が異常に良すぎると感じるのですが、その後しばらく日本で住んでいるとこれが普通だと感じるようになります。 

外国と言っても全ての国に行ったわけではないのですが、今回例に挙げた数か国以外に訪れた国も含めると20数か国行ったことがあります。

それらの国々と比較しても日本は断トツ良い国だと言えるでしょう。

ただ、日本のサービスは時に過剰になり気味なので海外を見習ってもう少しテキトウにしても良いのではないかと思うくらいなのですが、日本人気質だとテキトウにできないことも理解できます。(自分がそうだから)

なので、対策としては外国人料金を設定すればよいのではないかと思うのです。

Elena

日本に来る外国の方々はお金持ちですからね!

1996~1999年、日本円が強かった時代に中国などアジア諸国を旅行した時に列車に乗るのも「外国人料金」を支払っていたことを思い出しましたが、いま爆買いするお金持ちのアジアの方々にも「外国人料金」を支払ってもらった方が良いのでは?と思います。

日本では公共の場が清潔なのは普通ですが世界的には凄いこと!!

日本に戻ってくると至る所が清潔で驚きます。

諸外国ではまずトイレが汚い。

麗しの国おフランスなどは最たるもので(観光客の仕業だと思うのですが)公衆トイレが最悪でした。

いや、もしかすると日本でもトイレを汚す観光客が居るのかもしれませんが、お掃除担当者が素早く綺麗にしてくれているのかもしれません!

「ポン=タヴァン」 は、フランスのブルターニュ地方にある美しい街で、ポール・ゴーギャンを含む多くの画家たちが暮らした「画家達の街」 とも言われています。

去年、ポン=タヴァンを訪れたとき、あまりの美しさに息をのむほどで画家が住み着くのも理解できました。

透明度の高いせせらぎのほとりに建つ石造りの公衆トイレまで芸術作品のよう。

街を散策する前にお手洗いを済ませておこうとその公衆トイレに入ろうとドアを開けたら、吐き気すら催すほどの光景にそっとドアを閉めました。

とてもじゃないけど使えないレベルで
汚れていたので街のイメージがガタ落ちでした。

一体どんな風にトイレを使ったらこんな汚物まみれにできるのか?

むしろその使い方を教えてもらいたいわ!といつも思います。

そもそも汚した本人は次に使う人のために少しくらい清掃しようとか思わないのか??と謎は深まるばかりです。

街自体は本当に美しく素敵なのにこのトイレ1つでゲンナリしました。本当に何とかならないのでしょうかね?

今回の旅の最終地、ロサンゼルス空港のトイレでは汚物が残されたままだったり、トイレットペーパーが散乱してたりして使う気が失せました。

トイレのドアを開けては閉めて、綺麗なトイレを探すのにひと手間かかりました。

Elena

どこの国の人か分からないけどトイレに限らず
公共の場所を綺麗に使ってください!!!

日本では公共の場で麻薬でラリッている人が殆ど居ないのが凄い

今回、カナダ・アメリカの旅を経て驚いたことはトロントやロサンゼルスなどの大都会のメインストリートで明らかに麻薬でラリっている人が多いこと。

Elena

そういう人の衣服はボロボロだし、臭過ぎて近くに寄れません。

具体的に描写するとアメリカやカナダで見た人達は以下のような感じでした。

1.見えない誰かと会話をしている。

2.一人でわめき散らしている

先日も東京観光をしてきたばかりですが、上記のように麻薬でラリっている人は見かけませんでしたけどね^^;

アルコールも問題ですけど、やっぱり麻薬の方が廃人になる確率が高いような気がします。

治安が悪いのがヒシヒシと伝わってきて本当に怖かったです。

日本がこんなに素晴らしい国だと再認識して感謝しながら生活

以前は日本が息苦しくて嫌な面ばかり目に付いていましたが、海外に出て帰国する度に日本の良さが実感できるようになりました。

もちろん海外には日本より良い点も沢山ありますから一概にどちらが良いとは言えないのですが、総合的に日本は良い国だと言えるのではないでしょうか?

Elena

繰り返しになりますが、個人的には日本と言う国は好きですね!

まだまだ書ききれていない日本の良い点、例えば銃社会ではないので少なくとも銃が原因で殺される可能性がほぼゼロに近いことなどにも感謝しながら生きていきたいと思います。

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